
こんにちは!
今回は、前回の記事【お歳暮っていつ?地域ごとの時期の違いやマナー&お中元とのちがいをまとめてみた】に続き【絶対贈ってはいけない品物】や【お礼状・お返しの仕方】などを含めたお歳暮のマナーについてまとめてみました^^
・お歳暮を初めて贈る事になった
・久しぶりに贈る事になった
・贈ったのはいいけど、知らずに恥をかいてしまっていた…!!
なんて事になっては大変ですよね…!^^;
なので、これからお歳暮贈る方は、この記事を参考にしてみてくださいね!
では本題に入ります。
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これだけは知っておきたい!お歳暮のマナーはこれだ!!
まずは正式なマナーがどのようなものなのかをお話します。
本来のお歳暮では、品物を持参して手渡すのが礼儀になるのですが、最近では購入したお店などから送ってもらうケースがほとんどですよね。
そんな時、
・持参しないでお店から贈ったら失礼にならない?
・直接渡せない時は何をすれば失礼にならないの?
という疑問が出てきますよね。。。
通常、お歳暮を持参しない場合は、日頃お世話になっている事への感謝の気持ちと一緒にお歳暮を贈った事をお知らせする手紙【送り状】を品物の到着よりも早く届くように郵送するのが正式なマナーとされています。
なので、郵送する場合は、送り状を品物よりも早く贈ることがマナーということです。
ですが、
ここでさらにこんな疑問が出てきますよね。
「送り状!?何それおいしいの!?^^」
これですよね。。。^^;
送り状を送ることがマナーだってことはわかったけど、送り状って何よ!!って感じになりますよね^^;
そこで、
・何を書けばいいのか。
・どういう流れにしたらいいのか。
という方に向けて、送り状の例文をご紹介します!
個人用とビジネス用の送り状の例文をご紹介します!
送り状は、送る相手によって文章が若干変わります。
今回紹介する例文では、個人用は「親しい人」に向けたもので、ビジネス用は「相手の会社の社長さん」に向けたものにしました。
参考にしてみてください。
個人用の送り状の例文
[su_note note_color="#f3f3f3"]○○様
師走を迎え、何かと気忙しい毎日ですが、皆様にはお変わりございませんか。
おかげ様で、こちらも皆、無事に暮らしております。
今年一年、本当にお世話になりました。
本日は、日頃の御礼と歳末のご挨拶代わりに、○○を別便にてお送りしました。
心ばかりの品物ではございますが、ご笑納いただければ幸いです。
寒い日が続きますが、風邪などひかないよう、ご自愛ください
○○(署名)
平成○年○月○日
[/su_note]ビジネス用の送り状の例文
[su_note note_color="#f3f3f3"]○○○○株式会社代表取締役社長 ○○○○ 殿
拝啓
歳晩の候、貴社ますますご発展のこととお慶び申し上げます。
平素は、格段のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
この一年、無事に事業を展開させることができましたのも、ひとえに、貴社をはじめ、皆様方のご支援ご助力の賜物と存じ、深く感謝いたしております。
つきましては、感謝の気持ちを込め、心ばかりのものを別送させていただきましたので、ご笑納いただければ幸いに存じます。
今後ともお引き立ての程、よろしくお願い申し上げます。
略儀ながら、書面をもちまして歳末のご挨拶を申し上げます。
敬具
平成○○年○○月○○日
○○○○株式会社
代表取締役社長 ○○○○ [/su_note]
これもマナー!絶対贈ってはいけない物って知ってます?
お歳暮には絶対に贈ってはいけない品物というのがあるのを知ってましたか??
確かに「これは失礼だろう」と思える物もあるのですが、知らなかったら贈っていたかも…!なんて品物もちらほら!
そこで、ここからは、贈ってはいけないものとその理由をまとめてみたので、品物を選ぶ際には参考にしてみてくださいね!^^
靴下や下着など、身に付けるもの
目上の方へお歳暮を贈る際に特に気をつけなければいけないのが、靴下や下着などの身に付けるものを贈る事。
これは相手に対して【踏みつける】【みすぼらしい格好をしている】といった意味で受け取られてしまうので、贈り物としてはあまり良くない物となっています。
これはあんまり贈ろうとする人はいませんよね^^;
身につけるものは失礼になるので、気をつけましょうね。
はさみや刃物
はさみや刃物はなんとなく贈ってはいけないイメージを持つ方も多いのではないでしょうか?
刃物などの切れる物は、【相手との縁を切る】という意味にも取れてしまうので、贈ると失礼になってしまいます…!
知らずに贈ってしまい、本当に縁が切れては大変ですよね…^^;
というか、刃物送る人なんていませんよね^^;
よっぽど、料理好きな相手とかなら包丁を贈ろうとか考えることもあるかもしれませんが。。。
現金や金券
・相手の好きなものがわからない
・好きな物を買ってもらいたい
という気持ちで現金や金券などを渡しがちですが、現金や金券を送るのは【お金に困っている人】という意味に取られてしまい失礼になってしまうので要注意!
こういった場合は金券などではなく、カタログギフトとして贈ると失礼にならないのでオススメですよ!^^
相手に選んでもらえますからね。
相手の嫌いな物や苦手な物
お歳暮の人気ランキングなどで上位の物を贈っても、食べれない物や飲めない物など、せっかく感謝を込めて贈った物も相手にとって迷惑になってしまっては意味がありませんよね…!
相手の好きな物や嫌いな物、食物アレルギーなどがないかを事前に知っている場合は、品物選びの時に気を付けるようにしましょう!
わからない場合は、上記同様カタログギフトとして贈るとお互いに嫌な気持ちをしないで済みますよ!^^
お歳暮って誰に贈るべきなの??
お歳暮は日頃の感謝を込めて贈るものですが、お世話になった方といってもどこからどこまでの人に贈る物なのかの線引きが難しいところですよね…!
実際には、このような場合に贈ることが多いようです。
[su_note note_color="#fffed9"]
・普段からお世話になっている方
・結婚している場合、お互いの実家の両親
・兄弟姉妹、親戚など
・お世話になった友人や知人
・会社の上司
・仲人となってくれた方
・結婚式の時に主賓としてお招きした方(結婚して間もない場合)[/su_note]
などなど。
しかし贈る相手について気を付けなければいけない事もあります!
それは、継続的にお付き合いのある相手なのかどうかということです。
お歳暮は日頃の感謝を込めて贈るものですが、【これからもずっとお世話になります】という継続的なお付き合いも含めて贈るものでもあるので、贈る際には気を付けましょう!
贈るのをやめたい人がいるのだけど、どうしよう…!
○○さんには毎年お歳暮を贈り続けているけど、
・環境も変わって疎遠になってしまった。
・毎年贈っていただけに、これからも贈り続けるべきか迷う…。
そんな悩みを持っている方もいると思います。
毎年贈っているとこういったものはいつやめたらいいのかタイミングが難しく、悩んでしまいますよね…!^^:
でも、贈るのをやめたい場合はやめてしまっても大丈夫!!
お歳暮は【日頃の感謝の気持ち】と【これからもずっとお世話になります】という意味を込めて贈る物。
疎遠になってしまった相手や、何らかの理由で贈るのをやめたいと思った相手へ贈り続ける方が失礼になってしまうので、その場合には贈ることをやめましょう。
ただ、いきなり贈らなくなると大変失礼になってしまうし、なんだか気まずくなってしまいます…。
キッパリと辞めてしまう方も多くいるのですが、状況によってはそんな事できないよ…!って場合だってありますよね!^^;
お中元やお歳暮など、今まで届いていたものが突然届かなくなると「何かあったのかしら…」と、気にはなるけど、頂いている側としてはちょっと聞きずらいもの。
こちらもキッパリと贈るのをやめてはみたのはいいけど、心のどこかではなんだかモヤモヤ。
相手側も、「何か失礼な事をしてしまったのでは…。」
なんて考えてしまう事もあるかもしれません。
こんな思いをしない、させないためにも、少しずつ兆しをみせながら止めていくのがベスト!
お互いに嫌な思いをしないためには、自然に、少しずつ減らしていくのが理想的ですよ!
お歳暮を贈るのをやめる際に気まずくならない方法とは?
お歳暮をやめるまでの理想的な流れとしては、
これまで年に2回、お中元とお歳暮を贈っていたのであれば、お中元は贈らずにお歳暮は今まで通りに贈るようにします。
2年目では、お歳暮の金額を、5,000円の品物を贈っていたところを、3,000円程度にするなど、変化をみせるようにしていきます。
そして3年目ではお歳暮自体も贈らず、年末の挨拶状のみを贈り、その年の感謝を伝えるだけにします。
こうして徐々に段階を踏んでいくことで失礼が無く、お歳暮をやめることが出来ますよ!
お歳暮を頂いたらどうするの?お返しは必要?
お歳暮は本来【お世話になっている方への感謝の気持ち】を贈るものなので基本的には、お返しは要りません。
でも貰いっぱなしでは失礼かなと思ってしまうものですよね。。。
なので、お歳暮を受け取った時には、きちんと礼儀としてお礼を伝えましょう!
昔はお歳暮を持参されていた事の方が多かったため直接お礼を言えたのですが、現在ではお歳暮は送付されてくるのが普通になっています。
なので、お歳暮が贈られてきた時は頂いてからなるべく早めにお礼状を出しましょう!
気軽な間柄であれば電話でも大丈夫!
電話、手紙、どちらの場合でも、届いた事、感謝の言葉、贈り物に対する感想などを伝えると良いですよ!^^
お歳暮はお世話になっている方への日頃の感謝を込めたお礼なので、お祝いではありません。
目下の人から、お世話になった目上の方へ贈るのが一般的なので、あえてお返しはしないのが普通になっています。
ただし、同僚や友人などから頂いた場合は、同程度の品物でお返しをしてもマナー違反にはならないので、その場合はお歳暮としてではなく、【年賀】として贈るのがベスト!
いずれの場合も、お礼状は出すように心がけましょうね!^^
まとめ
いかがでしたか?
今回はお歳暮のマナーについて色々とまとめてみました!
お歳暮は細かいマナーも沢山ありますが、昔ながらの大切な風習。
知っておいて損はないですよね!
お歳暮を正しく知って、お世話になった方へ喜んでもらえる贈り物ができるといいですね!^^